こんばんは。鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口　望です。

最近、すっかりと秋めいて来ましたね。
ずい分日も短くなり、あっという間に一日が終わっていく感じです。

夏休みに訪れた箱根の星の王子様ミュージアム。
この夏のイギリスのお庭巡りでもお世話になった、ガーデンデザイナーの吉谷桂子先生が監修されているお庭です。一度、訪れたいと思っていたことが、夏休みの間に実現できて幸せっ！

とっても素敵だったので、お写真をご紹介します！
夏のお花、ジニアとエキナセアが青空に向かって咲き誇っているようです。
アナベルも開花後のドライな立姿が立派でした。

ルドベキアも真夏の日差しに負けず、元気です。

この時期の植栽計画でいつも思うのは、「夏の光の強さに映える花色」です。
春や秋と違って、夏は日差しが強い！その光の強さに負けないのは、やっぱり黄色とか赤とかオレンジとか、暖色系なのではないかと。もちろん、これは日向のお話ですが。

見事でしょう！8月だというのに、こんなに立派！
ローズガーデンでは、光り輝くような真っ赤なバラがお出迎えしてくれました。

こちらの花壇は、この春からエムズ・プランニングでも、大活躍している株式会社タクトさんの「バイオゴールド」で土壌改良をされた花壇。お手入れがすごく行き届いています！やっぱり、育ちが違います！なんといっても「土作り」が、たくさんのお花を元気に咲かせるお庭づくりでは、とっても大切！ということを実感しました～。バラさん達も、とっても喜んでいる感じ！

素敵なドアの前に置かれた、シックな色合いの寄せ植え。トウゴマの銅葉がとってもきれい。
エムズ・プランニングのお庭に植えたトウゴマは、もうちょっと明るい緑色です。
発色が違うのは、光のせい？それとも、栄養かな？

至るところに、素敵な寄せ植えがあったので、ここからはコンテナガーデンのご紹介です。

赤と銅葉の組み合わせ。白いコンテナとのコントラスト。銅葉でトーンを落としてあげることで、メインのお花が、より一層華やぎますね！

日陰のエリアには、白のインパチュエンスとヒューケラの黄緑。
背景には、フイリの西洋イワナンテン。

エントランスからお庭に出るとすぐにこんなに立派なトピアリーがお出迎えしてくれます。

やっぱり素敵な、赤と銅葉の寄せ植え。
白っぽい壁を背景に、華やかです！
このコンテナは、きっとベンチと同じ色にペイントされたんでしょうね！

青緑色？ピーコックグリーン？
晴れた日の海の色みたいで、きれい！

シンプルなコニファーとアイビーの寄せ植え。足元に、松ぼっくりを飾るだけで、こんなにお上品に。
今年のクリスマスには、是非たくさん松ぼっくりを拾ってきて、コンテナの足元に飾りつけしよっと！


何週も何週も同じお庭をぐるぐるめぐりました～。
なぜって？その時によって、光の感じが違うのと、お客さんの切れ目を縫って、写真をとりたかったんです～。
お庭も満喫し、ちょっと早めのランチを頂きました。

レストランの席についたら、あれっ！この形！
厨房のカウンターが、星の王子様の絵本の中に出てくる、ゾウを飲み込んだウワバミの姿になってます！

ミュージアムのパンフレットもバラの形に折りたたんであって、とっても感激です！
お食事が準備されるまで、もう一度パンフレットを見ながら、余韻に浸りました。

お食事もとってもおいしくって、大満足！
スパークリングワインを飲みながら、優雅な時間を過ごしました。

箱根近くに行かれる際は、ちょっと足をのばして、星の王子さまミュージアムに寄られてみてはいかがでしょうか？
今度は、違う季節に訪れてみたいな～と思う、ボスでした。