暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ春本番までは、少し寒さが続きそうですね。
さて、今日は東海村中央公民館で3回に渡って行なった「メンテナンスが楽なお庭を作るガーデン講座」が最終回を迎えました。
そういえば、2回目の講座の内容をブログでお知らせしていなかったということを思い出したので、前回の講座の内容を少しだけご紹介します。
前回は、この講座の山場となる、実際にローメンテナンスで楽しめる植栽計画の仕方を皆さんにご案内しました。
ポイントは、
①植栽を計画する場所の環境を詳しく知る・・・乾燥した日向なのか、湿った日陰なのか、午前中だけ日が当たる場所なのか、西日が強い場所なのか、いつも、強い風が吹いている場所なのか・・・。
②テーマを決める・・・どんなイメージの花壇にしたいか、コンセプトを決め、イメージに合った植物を選び、葉の形や咲くお花の色をリストアップしていく。
③配置を決める・・・多年草、宿根草、に加えて常緑の植物やグラス類を入れ込み、お花が終わってしまった後の葉の形のコントラストに工夫をしたり、落葉した後の冬の姿も考えた植栽計画をする。
④開花時期を考慮する・・・組み合わせたい植物の花期を知り、色の組み合わせを考えることで、思い通りの花壇をつくることができる。
⑤成長する大きさを知る・・・植え込む植物が、どのくらいの幅や高さになるかを知ることで、植え込んでいく本数や、場所を決める。
文章にすると、何だか分かった


この下準備ができれば、ローメンテナンス花壇をつくるための7割は出来
たといってもいいと思います。
私がイギリスでガーデンデザインの勉強をしている時は、この植栽計画の宿題にとっても頭を悩ませ、何度も、空が白んでくるまで、机にかじりついて、広辞苑より分厚い植物辞典とにらめっこしていました。
今回の講座では、2回目と3回目の間に、なんと「宿題」というプレゼント
