2013 イギリス庭巡りの旅 3日目 ハンプトンコートフラワーショウ編

2013/08/15
鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口 望です。
お盆休みの間に、イギリス旅行のブログを完結出来れば嬉しいな!と思っています。

午後になっても、太陽がサンサンと降り注ぐ中訪れたハンプトンコートフラワーショウ。
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吉谷先生とガーデンズの皆さんと、会場で記念撮影!
みんな、素敵なお帽子でしょ!訪れるお庭でたくさんの方々にお褒めの言葉を頂きました〜。
去年と今年のガーデンツアーの写真を改めて見比べてみると、やっぱり、お庭を訪れる時には、明るい色のお洋服の方が断然後で写真を見た時に、しっくりくるもんですね。
吉谷桂子先生が、ツアー中も、そして、ツアー前からずっとおっしゃっていらしたことです。
『お庭を訪れる時には、ぜひ、明るい色のお召し物で!』
私も、出発前夜には、ほぼ徹夜で旅行中に何を着るか、どんなアクセサリーを合わせるか、楽しみながらスーツケースに入れたり出したりしてました。あんなに暑くなるとは思わずに、結局着れなかった長袖達もありましたが…。

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オレンジがとっても素敵だったお庭。
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望ちゃんのブラウス、このお庭にピッタリよ!と褒めて頂き、その気になって写真をパチリと撮ってもらいました。

昨年は、オランダのフロリアードで沢山のショウガーデンを見た時にも感じたことですが、とにかく世界的に、まだまだ流行真っ盛りなのはグラス類!私も大好きです!ここで言うグラス類とは、直線的な葉っぱのことです。一見、雑草っぽく見えますが…。
道端に生えている『猫じゃらし 』(エノコログサ )だって、うまく使えば立派なグラス類として活躍してくれるはず。
では、雑草とグラス類の違いは何か?
お金を払って買ったものか、勝手にお庭に侵入して来たか。まぁ、そんなところが違いでしょうか?
今回も、ほとんど全てのショウガーデンで、様々なグラス類が使われていました。そして、スチールや石材などのユニークなオブジェが必ずポイントに使われていましたよ!

ではでは、今年、2013年のハンプトンコートフラワーショウ、グラス&オブジェシリーズをお届けします!
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なんと言っても、地味ハデだったのがこちらのお庭。カレックスやニューサイラン、メギなどが使われています。

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サソリのオブジェ!かなりの大きさです!

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下書きなしで、スラスラと彫っていらっしゃいました!さすがです!

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こんな素敵なグレーチングだったら、玄関先にだって大歓迎です!

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植栽を植え込む時にとっても大切なポイント。『隣同士に似たような形の植物を配置しない事』先生がいつもおっしゃっています。

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丸くくり抜かれた、スクリーンフェンス。これは、スチール製かな?このフェンス越しに、風に揺られるグラスの姿がきれいでした。

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あの暑さの中で、見た目にも涼しかったブルーのお庭。
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アガパンサスとサルビアネモローサ カラドンナ。そして、キャットミントの組み合わせ。私だったら、ここにオレンジのクロコスミアとかトリトマとか、はたまた、花アロエとか入れちゃいそう!紫とオレンジの組み合わせがとっても好きなので。
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桜の木の下草は、パープルとホワイトでシックに。

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スプリンクラーを展示されてらっしゃるお庭がオアシスにみえました。

すごい人混みをかき分け、バチバチ写真を撮り続け、喉はカラカラ、お腹ペコペコ。
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ガソリン補給は大切です。ガーデンズのとし子ちゃんと私。これを右手に持つと、とってもいい笑顔が出るんです!

今回、とっても心惹かれた植栽の組み合わせ。
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光を通した時のグラス類の輝きって、まるで黄金のように見えます。
本当に綺麗。
ずっと眺めていたくなっちゃいました。

まだまだ、イギリス旅行のブログ。ご紹介して行きますね!

ボスでした。