建物とレイアウトの関係

建物とレイアウトの関係

あなたのお家はどのタイプ?

お家のエントランスやアプローチ。最近は「ファサード」と呼ばれることが多く、表札やポスト、インターホンを配置し、お客様をお迎えする顔の部分です。実はこのファサード、住み手の個性や好みが一番良く現れる場所なのです。
門扉を付けるのか、門袖の壁だけにするのかで、オープンタイプ、クローズドタイプと分けていた時代もありましたが、最近は建物の雰囲気に合わせてスタイルを決めていく傾向にあります。

建物の立地や配置、道路との関係でお庭のゾーニングや使い方が変わります!

あなたのお家はどのタイプ?
東入りエントランス
東側から建物にアクセスする形でカースペースやエントランスアプローチを作っていきます。室内のリビングからウドデッキが広がり、お庭へつながりを持たせるようにデザインしました。門袖の両側に植栽スペースを確保し、リビングへ直接視線が通らないようにも配慮しています。
西入りエントランス
道路と建物の間は3mとわずかな距離しかありませんが、このスペースの両側に植栽をいれ、道路からのアプローチとは別に、カースペース側からの小道をつくります。玄関まで続く素敵なアプローチが出来上がり、日々植物の様子を身近に感じられるお庭になります。
南入りエントランス
建物が南入りの場合、道路からの視線が直接プライベートスペースまで届いてしまうことが考えられます。こちらのお客様のお庭では、門袖の一部が敷地の内側からのテラスの背もたれになるようにデザインし、プライバシーを守りつつ、心地よく過ごせるお庭になるようにしました。
北入りエントランス
建物を境に、門周りやカースペースなどのパプリックスペースと南側のプライベートなお庭に分けることができるため、人目を気にせずお庭で過ごせるというメリットがあります。建物のすぐ北側の日が当たらない部分には、日陰を好む植物を植え込み、ギボウシや、紫陽花などしっとりとした葉っぱの組み合わせを楽しむことができます。